てがみ~未来への約束~
トン、トン


羽村さんが私の机の上をノックする。


だから、私に構わないで欲しいのに。


でも、一応先輩でもある

羽村さんを無視する訳にもいかず、

もう一度、引きつった笑顔をして、

隣へ顔を向ける。


すると羽村さんはにっこりと笑って、

小声で話し始めた。


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