てがみ~未来への約束~
まるで別の生き物の様な

激しく打ち付ける私の鼓動。


それを隣の羽村さんに

気付かれないように、

そうっと布団で隠れている

自分の身体を覗き込む。


「……」


心の底からの溜め息を吐いた。


どうやら、

最悪の事態は避けられたっぽい。


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