Sweet Life(番外編)
「樹?」
「俺は短冊に書かなくても願い事は叶った」
「えっ?」
私の向きを換え
そっと唇を重ねて
「お前を俺のもんに出来た」
今度は激しく唇を…
フフフ…
私の願い事も叶うかな?
『樹が私を苛めませんように』
フフ…
これは無理なお願いかもしれないね。
いいや、この願いが叶わないなら私が…苛めちゃうから。
「あ」
へっ?
「もうひとつ願いがある」
「うん?」
「お前の数学の成績が上がるように」
「……」
「なっ!」
片方の口角が上がりニヤリと
やっぱりダーリンは意地悪のどSだ。
*END*