Sweet Life(番外編)
ドォーン バババ…
あまりの大きい音に
ビクッ!
唇が離れて空を見上げる。
空には大きな花火が何発も。
「綺麗だね」
「だな。だけど」
「えっ?」
そっと抱き寄せ耳元で
「お前の浴衣姿の方が綺麗だ」
「……」
樹を見ると花火に照らされているからか、それとも照れているのか…少し赤くなった。
「フフフ…恥ずかしい台詞をありがとう。大好きだよ」
「当たり前だ。分かってる」
フフフ…
私が樹を好きなのは当たり前のことなんだね。
じゃあ樹が私を好きなのも当たり前なんだよね、樹!
*END*