Sweet Life(番外編)
えっ?ち、ちょっと
「私一人で」
「お嬢様、お嬢様のお世話をするのが執事の勤め。隅から隅まで綺麗にして差し上げます」
言うか言わないうちに服を脱がす。
「た、樹~い、嫌だよ~」
「お嬢様、我が儘はいけません」
「……」
樹も三つ揃いを脱いで眼鏡を外し
お風呂場へ連れ込まれた。
そして、
「やん、そんなとこ触んないでよ」
胸を触ってるし
「お嬢様、そんな甘い声をお出しになっては下品です。それとも感じておられるのですか?」
「……」
わざとらしく胸から手を離して私の顔を見てくる。
顔を背けると
「赤くなってますよ。お顔も全身も」
「スケベ」
「お嬢様ともあろうお方がそんなお言葉を使われてはいけません」
「た、樹~」
「クッククク…」
それから頭の先から足の先まで念入りに洗われてしまいました。
私はもう湯中りでぐったりです。
「キャッ!」
抱き上げられバスタオルにくるまれ、そのまま寝室へ