Sweet Life(番外編)
私をベッドに降ろし部屋を出て行った…かと思うと
「お嬢様、お水を」
「ありがとう」
手を差し出すと
「えっ?」
樹が水を飲んで…口移しで
「お味は如何ですか?」
お風呂に逆上せたのと樹に逆上せたのと両方でぼぉ~と見上げてる。
「お嬢様」
「あ、あぁ。美味しかったです」
「それはようございました。でも…お嬢様は何か物足りなさそうなので」
「へっ?」
樹がベッドに上がってきて
「ち、ちょっと樹」
私に覆い被さってきた。
そして耳元で
「ご心配なく。これからお嬢様を癒して差し上げますから」
「へ、へっ?はぁ?い、いや、ちょっと…ゥゥン」
唇を奪われ…
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癒されるというよりも、まるでジェットコースターに乗った時のようにバクバクしてる。