114歳の美女
 ときは朝起きると、すぐに『café昔昔』のマスターに電話をした。そして、引越しの手伝いを依頼した。


 マスターはときの依頼を、喜んで引き受けてくれた。

 午後3時位に小型トラックが到着。
 マスターは友人と二人で、あっという間に、ときの実家にまで荷物を運んだ。


 「マスター、ありがとう。お礼は、また後で」

 ときが『cafe昔々』のマスターに礼を言った。

 「ときさんの頼みなら、いつでも喜んで」

 マスターは小型トラックで帰り、またすぐに仕事に戻った。

 ときは自分の部屋に戻って、感激。


 「やっぱりここが一番」


 「あ~~。我が家は落ち着くなあ」


 ときが自分の部屋で大の字なっていると、そこへしのぶが驚いた顔をしてやって来た。






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