あの頃の僕ら


顔もいいし業績もとてもいい。

普通なら飛び付くところだが

成瀬…さんには弱味を

握られていた…。


そう、わたしのもう一つの顔である

蝶のわたし…――。

よりによって次期社長である

最悪な奴にバレたのだ。

それは先月頃に遡る…。


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