先生に片想い♡
好きな人は○個上!?
あたしには、歳の離れたお兄ちゃんがいる。
お兄ちゃんとは、歳が離れているから優しくしてもらえる。

「愛、おくろうか?」

「うん」

あたしには、好きな人がいます。
その人は、お兄ちゃんとタメで5年の片想いだけど、2年前に叶わない恋になっちゃった。

あたしは、お兄ちゃんの車にのる。


「お兄ちゃんも早く結婚しないの?」
少し、八つ当たり。
本当は、こんな事言うつもりなかったのに。


ごめんね・・・。

「結婚かぁ。」

あたしは、目線を下にして頷いた。

今更モヤモヤしてもダメなはずなのに。


2年も付き合ってる彼女さんがいれば、結婚の話もあるだろうなぁ。

「そっか。」


お兄ちゃんと隼人くんは高校からの同級生で、あたしと隼人くんが初めてあったのはあたしが7歳の時。

あのころは、"お兄ちゃん"みたいな存在だったのになぁ。


「今日、早く帰って来いよ?」

なんで?

「・・・うん?」

「着いたよ」

「ありがと」


学校の近くに着いてあたしは車からおりた。
早く結婚してほしいなんて思ったけど、して欲しくない。祝福できないから。



「めぐっ。おはよ」

「あ、莉奈。」

あたしは、愛[めぐみ]。

この子は莉奈。
あたしの一番仲いい友達。

「今日も送ってもらったの?」

「もちろん‼」

…楽だから(笑)


「隼人くんがね、今の彼女と結婚しそうなんだ…」

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