先生に片想い♡
やましい関係⁇
「好きでいていいじゃん」
にこにこしながらあたしを見る莉奈。

「先生と生徒になるよ?」

先生に恋とか考えてもなかった。
先生に恋なんてありえないって思ってたのに。
隼人くんが先生になんて……
絶対ありえないよ~

「先生だろうがアイドルだろうが誰を好きになってもアピールできるんならしなきゃダメだよ!」

「そうだけど…」

「めぐの勝手な考えが嫌い。そうやって迷惑~って言われてもないのに。」

そう言って莉奈は自分のバックから可愛く袋に詰められた何かを机の上において帰る。

「まって、莉奈っ」

あたしの話は聞いてくれず、そのまま帰ってしまった。
…。
…本当に迷惑って思われてたらどうするんだろ。考えすぎてたのかな?

「愛、はいっていい?」

いきなり、ドアの前で声がしてびっくりしたけど多分、隼人くんだよね?

「うん、大丈夫だよっ」

「莉奈ちゃんだっけ?怒ってたよ?」

…やっぱり。
あたしはうなずいた。

「何があったかわからないけど誤ってみたら?」

「うん」

嫌われたら嫌だな……
泣きたい…

「嫌われたかな?」

「大丈夫。きっと許してくれるよ」

そう言って隣に座って頭を撫でてくれる。
なんか、眠くなってきた……
そう言えば隼人くんはなんであたしの部屋にきたのかな?

「今日は寝る?」
「うん」
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