先生に片想い♡
「何週間ぶりに行くんだろ(笑)」

「三週間はいってないよね」

あたしは笑いながら言った。
悠くんはお兄ちゃんのタメで大学の時の友達らしい。

それで、仲いいし1番歳が近いししたしみやすい先生。


「悠くんっ」

部屋のドアを開けながら声をかけた。

「おっ。」
悠くんはいつもの席に座ってスポーツの本を読んでいたのを辞めてこっちをみてくれた。

「翔は元気?」

「うん、元気」

あれ?
お兄ちゃんとあってないのかな?
メールしてみればいいのに。

「悠くんいつも暇してるの?」

あたしたちはその部屋に入りながら莉奈が聞いた。
莉奈……
失礼だよ…

「そうか?一応勉強も授業もしてるぜ?」

…ぜ?
その口調似合わないな(笑)
ん?

悠くんの顔をみてると目があったからちょっと焦って目を逸らした。

「惚れただろ?」

ニヤッと笑いながら悠くんは言った。
…いや、違う(笑)
あーあ。隼人くんも学校の先生だったら毎日あえるのにな。…先生と生徒にもてそうだけどね。

「図星かぁ」
「…なんもない(笑)」


あたしは悠くんに返すとひたすらノートを書きながら考え事をする。
やっぱり26と17って歳の差ありすぎなのかなぁ?

「あのね、先生。生徒と先生って立場抜きて考えて?」

「あぁ」

「好きって17歳に言われたら…?」


「それって……」

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