先生に片想い♡
「どうした？」

絶対言えない奴に聞かれちゃった………

「なんもない」

「そ？」

ごめん、隠し事して。
多分怒るよね。
いつか……きっと言うから。
あたしははやくんと目があって立って自己紹介しろって事だと思って立つ。

「白石愛です。ダンスをしていて特技はピアノです」

そう言ってあたしは座る。
輝をみると目があって輝は口を開く。

「…なあ」

「ん？」

「俺、お前とより戻したいんだけど」

…はい？
あの時も隼人くんが好きだった。だけど、叶わないって思ってたから輝と付き合った。だけど、今はダメだとしても諦めたくない。
それに、ふったのは輝だよ？

「ごめん、もう無理」

「そっか、ごめん」

あたしは輝から目を離して首を横にふった。
あたし、これ以上自分を傷つけたくない。綺麗事だけど隼人くんしか見たくないから………

「はい、今日は少し進めます」

そう言って本を開きながら歩く。

「……はぁ」

あたしがため息をした瞬間、隼人くんがあたしの横を通って何かを机においた。
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