先生に片想い♡
認めたくない告白
………。

検査をしたものを持ってバックを掴んで悠くんのところへ走った。
……助けて。

「悠くん…」

いつもならノックするところをせずに開けた。
……寝てる。
おこすのは迷惑だよね。
あたしはドアを閉めていつもの席に座る。

おろさなきゃ……ダメだよね。
まだ高校2年だもん。
ごめんね…

「ん…白石?」

悠くんを見るとあたしは泣きそうになった。
……強くなれない。

「ごめんね…」

「………何があった?」

悠くんはあたしの泣きそうな顔と持っているもので多分分かったけどちゃんと聞いてくれる。

「………生きたくない」

それしかいえない。
……ごめんね…。
先生に怒られるし赤ちゃん出来て退学になっていい状況だし……

「赤ちゃん…できた。」

「……担任か校長にばれたら退学だな」

どうしたらいいのかなぁ?
学校やめたくない……

「……白石、誰かを犠牲にしなければ幸せにはなれねぇよ?」

……どっちをとったらあたしは幸せなのかな?
もし、おろすとしたら………

「人殺しになる?」


< 36 / 49 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop