先生に片想い♡
「結局、うむんだな?」

あたしはなんでこうなったか、退学届を出して来た事も言った。

「……うん」

「白石とも最後だな。」

……最後、か。
そう思うとさみしいな。
まだいろいろやり直したいことややりたい事…いっぱいあるんだけどな。

「何があっても赤ちゃんを手放すなよ」

…もちろんだよ。
一人で頑張って見るよ。

「……うん、じゃあまたね」

「………ああ」

そう言って、体育館をでると莉奈が壁によかってまっててくれた。
……あ。

「……おくる」

莉奈はそう言って荷物をもってくれる。



- 輝Side-

「……ごめん、こんな形になって」

「いいよ」

玄関で待ってた、莉奈を。

俺は戸惑いを隠せない。
……子供ができた?

「……輝には、卒業してほしかったから言わなかったの」

…そうか。
ほんとなら愛を幸せにしたいけど愛がそう言うなら………

「……わるい」

そう言うと、愛は笑って手をふって学校を出て行った。
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