力のある者
そのころ俺は飛竜が追っている馬車にたどり着いた。
馬車の中にはぐったりとした少女が横たわっていた。装備からするとガンナーらしい。
「すみません!」馬車の運転手俺はそう呼びかけた。
「なんだい」
「飛竜がこの馬車を追っているのは知ってますよね?とうぜん」
「ああ、知ってるとも」
「だったら早く街とは反対の方向に向かってください。街に飛竜が入る前に」
「何で戻らなきゃなんねーんだ。お前が討伐しにきたんだろう。だったら早く討伐しろよ。ギルドなんだからよ」
「念のためです」
「早くしてください」
「てめーこそさっさと討伐して来いよ!」
くそっ、うぜぇ・・・・・。
「ディストソバコダ」
「わぁ!なんだ馬が勝手に!」
「そのままじっとしてて下さいね」
俺はそう言い捨てて馬車を離れた。
やべぇことになる前に・・・・・早くなんとかしないと・・・・。
「早く何とかしないと・・・・」
とりあえず・・・・
「バスジュドスバコダ・・・・喰らえっ、魔法の矢!!」飛竜の背に魔法の矢を放った。
ギャオォォォォォ――
矢は飛竜の背に突き刺さり、光となって飛竜を包み込んだ。
「やった!」心の中で呟いた。
今のは飛竜専用の術じゃないけど有効なはずだ。俺は剣士であるとともに魔法使いだ。あっ魔法使いであるとともに剣士・・・かな・・・・。
馬車の中にはぐったりとした少女が横たわっていた。装備からするとガンナーらしい。
「すみません!」馬車の運転手俺はそう呼びかけた。
「なんだい」
「飛竜がこの馬車を追っているのは知ってますよね?とうぜん」
「ああ、知ってるとも」
「だったら早く街とは反対の方向に向かってください。街に飛竜が入る前に」
「何で戻らなきゃなんねーんだ。お前が討伐しにきたんだろう。だったら早く討伐しろよ。ギルドなんだからよ」
「念のためです」
「早くしてください」
「てめーこそさっさと討伐して来いよ!」
くそっ、うぜぇ・・・・・。
「ディストソバコダ」
「わぁ!なんだ馬が勝手に!」
「そのままじっとしてて下さいね」
俺はそう言い捨てて馬車を離れた。
やべぇことになる前に・・・・・早くなんとかしないと・・・・。
「早く何とかしないと・・・・」
とりあえず・・・・
「バスジュドスバコダ・・・・喰らえっ、魔法の矢!!」飛竜の背に魔法の矢を放った。
ギャオォォォォォ――
矢は飛竜の背に突き刺さり、光となって飛竜を包み込んだ。
「やった!」心の中で呟いた。
今のは飛竜専用の術じゃないけど有効なはずだ。俺は剣士であるとともに魔法使いだ。あっ魔法使いであるとともに剣士・・・かな・・・・。