力のある者

「ふむ、分かった確かにお前がヴェルタスからの派遣のようだが・・・・それは何だ？」支部の長マルトはリバースを目で見ていった。
「あぁ・・・これは・・・えっとそのなんとゆうか・・・・そのペットみたいなものです」
「・・・・・そうか分かった・・・・」
「では、早速で悪いが、この依頼を受けてほしい」
「・・・・・・・」
「えっと・・・いいですけど、最近ここに書いてあるような横に揺れる地震はありますか？ここには先月おきてから先のことが書いてありませんけど」
「先月から、この地震はおきていない」
「分かりました」
「では、依頼終了しだいここに戻りますので・・・」そうだ！
「あっ、誰か腕のいいガンナーをパティーに加えたいのですが、誰かいませんか？」
「ああ・・・それなら・・・今は依頼に行って街には居ないがフォーレがいいだろう。君の腕にも劣らないはずさ」
「じゃあそれまでゆっくりさせてもらっていいですか。ここの街初めてなんでいろいろ回りたいですしね」
「それでは」
俺はそう言残し、少しの荷物を持って支部の外に出た。
　「何だがあの人、怖いですね・・・・」
「目がなんというか、目をしていましたね・・・」
「顔は子供っぽいんですけどね」
「意外とほんとはやさしかったりして」
「そのほうがありえますね」
「今は長旅で疲れてるように見えましたし」
「ちゃんと話したいなー・・・・」
「あたしも」
「私も」
あららー、女性陣、彼に一目ぼれかっ。
「彼、名前何だったんだろう」
「・・・ナギ・フィンセント・テルマルテス」マルトは言った。
「へー彼そんな名前なんだー」
「カッコよさそうな名前―」
「何歳だって、マルト？」
「十五歳だそうだ」
などと、ちょっと羨ましい話がナギの去った支部ではされていた・・・・。
　「ふぁ～・・・、疲れた～・・・クシュッ!」風邪かなぁ
「ナギも疲れるんだね、なんだか知らないけど、『時翼』ってゆうの凄いんでしょ？」
「まあな・・・・」
「凄いな～、ナギは」
「・・・・・・」ナギはそのとき少し分が悪いようなそんな顔をしていた。