オタコイ!
そう。ここは。
教室です☆


「ぬふふ…。朝から翔ちゃんの歌が聴けるのは最高ですなぁ」
「…朝から独り言の多さに私はビックリだわ…」

この私のテンションに呆れているレディは私の友達。
篠木 早苗(しのぎ さなえ)
である!
ズガタカイ!ヒカエヨロー!

「いい加減黙った方が、貴女の身のためだと思うけどね」
「むー。ヨイデワナイカー」

私は、プクッと頬を膨らませてみる。
おーう!キモチワルイ、光景だ!

「妄想は正義だよ!」
「………あ、おはよう。今日は、いい天気ね」

「聞いてないだと!てか、誰に話しているんだ!サナには何が見えているんだ!」

サナが誰も居ない方向を向いて喋ってる。
ついに…ついにおかしくなったか?

「大丈夫。何も見えてないわ。…貴女には」
「おうふ!?」
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