君のためなら
「あーーーーー!むかつく!」
「ちょっと澄花落ち着いて、もう。前はため息ばっかと思ったら今はむかつく連発じゃん」
「だって!ほんとあんな奴とは思わなかった!」
あの日から何日たっただろう。もう軽く1,2ヶ月はたったかな?
それでもまだあたしは龍夜にいらついている。
あれから龍夜とは話を一回もしていない。
「もう終わったんだからいいじゃん」
「そうだけどぉ~」
「わっ!」
「きゃぁー!」
「ははは!」
「な、ちょっと秦我(しんわ)ー!」
また雛奈驚かされてるよ・・・
片山秦我。無邪気でいたずらっこ。そして雛奈の好きな人。
秦くんはいろんな人からモテモテだ。
確かにルックスはいいけど性格は・・・少し子供。
あたしと雛奈のなかのキャッチフレーズ
「悪魔の可愛い顔」
あたしはなんとも思わないけど雛奈にとってはツボらしい。
でもあたしはひそかに思ってるんだ。
きっと、秦くんも雛奈のことが好きってこと。
だって秦くんがあそこまでいたずらするの、雛奈ぐらいだもん!
くっつけばいいのに・・・そうあたしの願いはなかなか叶わないみたい。
お互い遠慮してるんだね。
「はぁはぁ・・・ごめん、澄花」
「仲いいねー!」
「どこが!?」
「告白しちゃえば?絶対OKしてもらえるって!」
「無理無理無理!!だって・・・」
そういうと雛奈は少し悲しい顔をした。
雛奈が告白しない理由。それは
雛奈の友達、石田愛美(いしだあいみ)も秦くんの事が好きだから。
しかも雛奈は愛美の応援をすることになっている。
「そんなの関係ないじゃん。告ったもの勝ちだよ!」
「でも・・・応援するっていったから・・・あ、そろそろ教室戻るね!またあとで!」
そういって走っていく雛奈の背中はさみしそうだった。
雛奈・・・あたしは雛奈を応援してるからね?
今は無理だとしても、雛奈の勇気が出るまで待つから。
「ちょっと澄花落ち着いて、もう。前はため息ばっかと思ったら今はむかつく連発じゃん」
「だって!ほんとあんな奴とは思わなかった!」
あの日から何日たっただろう。もう軽く1,2ヶ月はたったかな?
それでもまだあたしは龍夜にいらついている。
あれから龍夜とは話を一回もしていない。
「もう終わったんだからいいじゃん」
「そうだけどぉ~」
「わっ!」
「きゃぁー!」
「ははは!」
「な、ちょっと秦我(しんわ)ー!」
また雛奈驚かされてるよ・・・
片山秦我。無邪気でいたずらっこ。そして雛奈の好きな人。
秦くんはいろんな人からモテモテだ。
確かにルックスはいいけど性格は・・・少し子供。
あたしと雛奈のなかのキャッチフレーズ
「悪魔の可愛い顔」
あたしはなんとも思わないけど雛奈にとってはツボらしい。
でもあたしはひそかに思ってるんだ。
きっと、秦くんも雛奈のことが好きってこと。
だって秦くんがあそこまでいたずらするの、雛奈ぐらいだもん!
くっつけばいいのに・・・そうあたしの願いはなかなか叶わないみたい。
お互い遠慮してるんだね。
「はぁはぁ・・・ごめん、澄花」
「仲いいねー!」
「どこが!?」
「告白しちゃえば?絶対OKしてもらえるって!」
「無理無理無理!!だって・・・」
そういうと雛奈は少し悲しい顔をした。
雛奈が告白しない理由。それは
雛奈の友達、石田愛美(いしだあいみ)も秦くんの事が好きだから。
しかも雛奈は愛美の応援をすることになっている。
「そんなの関係ないじゃん。告ったもの勝ちだよ!」
「でも・・・応援するっていったから・・・あ、そろそろ教室戻るね!またあとで!」
そういって走っていく雛奈の背中はさみしそうだった。
雛奈・・・あたしは雛奈を応援してるからね?
今は無理だとしても、雛奈の勇気が出るまで待つから。