【超短】続・甘いキスが上手な不良君【完】
「そろそろ、オレら……。1つになろーぜ」

「え、ちょっと!? 中谷君! だから、ここは図書室で……っ、誰かにバレちゃうよ」

「別にバレていーだろ。やましいことはしてねェんだし」

いやいや、十分、やましいことしてますから!!


「そーじゃなくて、私……。中谷君と」

と、言いかけて、止まる。


 ……ちょっと、待って。

私、なんて言おうとした?


『誰もいないとこで、1つになりたい』


「っ!」

思い出したとたん、顔が熱くなる。


私、一体、どーしちゃったの!?
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