日常化した座敷わらし
さえ子「なに、真流寝坊か?」
さえ子は真流の頭を撫でた
『私は悪くないもん!!藁新太郎のせいだもん!!』
泣き叫ぶ真流は顔の穴という穴から汁が出ている
さえ子「藁新太郎?ってか、汚なっ!!」
『え、ちょっと何でウエットティッシュ取り出してんの?何で手ぇ拭いてんのっ!?』
さえ子「…それは置いといて、」
『置いとけないよ、そんな大事な事!!ねぇ、友達だよね?私達友達だよねぇ!?』
玉先「五月蝿いぞ、柳田ー」
『何で私限定?!何っ?私なんかした!?』
玉先「今日は転校生を紹介するー、皆仲良くするようにー」
『あれ?何でだろう?目からガムシロップが…』
さえ子「そこは普通、涙でしょ」
玉先「ばかやろー、柳田。こいつ(転校生)はお前が転がり込んで来たときから、放置されっぱなしだぞー、かなりのマゾじゃなきゃ耐えられんぞー。」
転校生「いや、先生。僕、Mじゃないです。」
『…Mさん、すいませんどした』
転校生「‘どした’って何?でしたでしょ!!しかもMじゃないです。」
『うん、ボケてみたかったの。許して。w』
転校生「…(どうしよう、上手くやって行ける気が全くしないんだけど…」