日常化した座敷わらし




何とか、転校生の自己紹介を終え、H R が終わった

ちなみに、真流は結局遅刻になった




『ちくしょー、玉先め。いつかムフンと言わせてやる』


さえ子「いや、ムフンなんて言ったら逆に気分悪くなるわ。頭壊れてるから、それ」



転校生「あの…」



『お?どうした?転校生君。友達が居なくて寂しーのか、そーかそーかじゃあお姉さんが友達になってあげるよ、焼そばパン3つで』


さえ子「転校生に容赦なく、集ろうとしてるよコイツ。いやてか、明らかにパシりに使おうとしてるだろ、露骨過ぎるだろオイ。」


遠藤「僕は転校生って名前じゃありません!!パシリでもないです!!さっき紹介したのに!!」


『えーと、何だっけ?店公正(テンコウセイ)君だっけ?』


遠藤「違うよ!!そんな名字聞いたことないよ!!適当過ぎだろ!!」


『いやー、ごめん。朝飯食べてないからお腹減ってて、聞いてなかった。ほら、転校生の自己紹介なんて優先順位的に五の次じゃん?』


遠藤「五の次って、六番目って事?!どんだけ興味ないんだよ!!僕は遠藤…」


『はいはい、ごめんごめんご。えーと、で、誰だっけ?点合星(テンコウセイ)君だっけ?』


遠藤「どこの星だよ!?いや、だから遠藤…」


『あー、はいはい。分かった。遠藤君ね。分かったから早く教室移動しようよ。次、科学だから。さえ子もう行っちゃったから、台詞なくて拗ねちゃったから」


遠藤「名前まで言わせてよ!!なんで遮るの…って早っ!!もういないし!!」




ガラッ


遠藤「…遅れてすみません」


先生「次から気を付けてなー、じゃあー席つけ」



『ドンマイだよ、転項製(テンコウセイ)君!!』


遠藤「だから遠藤ぅぅぅぅう!!」


εεεεεεεεεεεεε

愉快な仲間が一人増えました♪




< 12 / 81 >

この作品をシェア

pagetop