日常化した座敷わらし
漫画談義
バンッ
『ところで問おう!!』
ある昼休みの事。
真流は唐突に机叩き、立ち上がった
さえ子「ちょ、危なっ…テメーマジふざけんなよ、私のカフェオレが転倒するところだっただろーが」
『君達は少年漫画派かね?少女漫画派かね?』
さえ子「オイコラ、スルーか。」
『まず、さえ子の意見を聞こう!!』
さえ子「お前のその飾りだけの耳、削ぐぞ。…私は少年漫画派だけど…」
『流石、私の親友だ!!大した心構えじゃないか』
さえ子「なにコイツ、何で上から目線なの?何?殴られたいの?」
『続いて友達が居ない転校生に聞こう』
さえ子「フルシカトか、オイ。てか、居たのか」
遠藤「だから、遠藤だって!!それに一言余計だよ、さえ子に関しては僕の存在消してたの!?」
さえ子「気安く名前読んでんじゃねーぞ、タコが」
遠藤「えぇ!?僕何かした?!めっちゃガン飛ばして来るんだけど!!てか、タコってまったくもって関係ないよね!?」
『きっとアレだよ。前回転校生君の面倒臭い自己紹介の時、台詞無かったからだよ。』
遠藤「面倒臭いって何だ!!あれは真流が僕の名前を、転校生しか関係ない意味不明な改名するからでしょ!!」
『気安く名前読んでんじゃねーぞ、イカが』
遠藤「えぇ!?またですか!?しかも今度はイカ!?」