日常化した座敷わらし
座「それに、俺の部屋には留守番をちゃんと置いて来た。」
『いや、私の部屋だから。私物化しないでよ。…留守番?』
座「俺の部下だ。」
『座敷わらしに部下とかあるの!?』
座「付き人みたいなもんだ。普通はペアで動くんだが、俺は団体行動は嫌いだからな。始末書とか面倒な仕事はあいつ行き。で、必要な時だけ来させる。」
『その人可愛そ過ぎて仕方ないんですけど!!最低な上司だな!!傲慢かっ……ひゃー!!嘘、今の全部嘘っ!!こんな上司がいたら幸せだなー!!』
のどに妙に尖った貝柄を宛がわれたので、必死に弁解を図った
座「口を慎め。人間風情が。」
『(神様の発言とは思えねぇぇぇ!!)て、てか、座敷わらしに始末書とかあるの?』
座「質問の多い餓鬼だな。会社みたいなもんだ。人間の管理担当とかなー。内容はだいたい[間違ってデ●ノート落としちゃった]とか[新世界の神になりたがった人間がいたー]とか…」
『いや、それデス●ートじゃねーか!!完璧死神出てるだろ!!死神が林檎好きなんだろ!!
それに、始末書っていうか、只の感想文だろ!!小学生か!!短すぎるんだよ!!』
一心不乱につっこみまくる真流は、いつの間にか話題がずれている事に気づいた
『ふぅ。一旦落ち着こう。』
座「お前が勝手に興奮したんだろうが」
『黙れ。』