日常化した座敷わらし


『……ぇ』


座「おい?」


『……ぁ…わ、らし』


真流は何故かとても安心感を覚えた
震える唇であまり言葉が出せない



座「しかし、ひっでーナリだな、ブスを更に極める気か」


ブチッ


『…んだと てめぇ やんのかぁぁぁ!!!!』


座「誰に物言ってんだフナムシ」


『…ごめんなさい』


――……ザザーン

静かに波の音だけが響いた



座「んなもんいいから早く謝れ」


『いや、今謝ったよね』


座「脳ミソ、泥でも詰まってんのかてめー」


『そんな酷く言う!?』


座「謝罪だそ。罪を謝る事を言うんだよ。ごめんで済んだら赤レンジャーもウルトラメン5も要らねーんだよ。」


『や、なんでそこでそのチョイス!?なに赤レンジャーとウルトラメン5って!!
てか、私罪になるような事してないんだけど!!何様ですか本当!!』


座「神様」


『腹立つんだけど。その通りだけど腹立つんだけど。』


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