日常化した座敷わらし
『てかさ、そもそも目には既に目蓋という素晴らしい盾が居るのに何故アイマスクが要るんだ!!』
さえ子「アイマスク買った人がいう台詞か」
『だまらっしゃい。アイマスクとおさらばした私はもう無敵なんだ!!悪夢という重い足枷を逃れた私はもう自由そのもの!!フリーダム!!』
さえ子「アイマスクを考えた方に謝れ、ゴミクズ」
『ゴミクズは酷くね?』
さえ子「あんたには白い布のアイマスクがお似合いだわ」
『それ白装束ぅぅう!!悪夢で眠れないどころか永遠に眠りから覚めないわ!!死のアイマスクっ!!』
さえ子「来世で素敵なアイマスクと廻り合えるといいね」
『廻り合わなくていいから!!アイマスク恐怖症の記憶を持ったまま輪廻するわ!!そして未来永劫アイマスクとは関わらない!!』
さえ子「アイマスクを苛めるな、アイマスクに謝れ」
『いや、アイマスクを苛めるなって言うかあなたがアイマスクで、私を苛めてるから!!』
さえ子「アイマスク愛護団体につき出すぞ、真流ゴミ」
『そんな愛護団体あるの!?てか真流ゴミって何?生ゴミと同じ発音で言わないで!!それ以前に私、ゴミじゃないし!!』