日常化した座敷わらし
―――キーンコーンカーンヴォーン
『ぁ、チャイム鳴った』
さえ子「真流の薄汚れた心のせいで世界史が進まなかったんだけど。まじ、屑」
『ごめんなさいぃぃい!!アイマスク擦り付けようとした事は謝るから!!屑はやめて!!』
さえ子「ごみ」
『ごみもやめてぇぇええ!!』
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遠「あれ?何か机に入ってる…」
このあと遠藤が机の中から謎のアイマスクを発掘したことはいうまでもない。
そして、真流の悪夢の正体は、座敷わらしが寝ている間に洗濯バサミで鼻を摘まんだからなのであった。
その事はきっとこの先、真流とさえ子に知られることはないのだろう…。