日常化した座敷わらし
『うあぁぁあっ、銀歯なんてっ…そんなぁぁぁ』
真流はベットに埋もれて、いじけ出した
座「で、どーしたんだ?」
状況を把握できていない座敷わらしに真流は、光る奥歯を見せた
座「あほ面に拍車がかかって一層あほ面になったな」
『煩いよぉお!!涼しい顔して傷口を抉るな!!』
真流は半切れ状態である。
『元々多いコンプレックスが更に増えたじゃねーか!!』
座「お前なんかコンプレックスの固まりみたいなモンなんだから、1つや2つ増えた所で変わらねーだろ」
『なにそれ!?励ますどころか更に貶して追い込んでんじゃないよ!!』
座「何言ってんだ。励ましただろーが」
『こんな失礼な励まし方聞いたことないよ!!逆に傷付いたわ!!励ますなら誉めるとか宥めるとかちゃんと励ませよ!!』
座「生憎、俺は嘘は付かない主義なんだ」
『絶対励ます気ないだろ!!』