日常化した座敷わらし



『じゃなくて、呼び名をね…』

ガチャ

姉「…なにあんた一人で騒いでんの?」


『はひぃぃっ、お、お姉ちゃん!や、あの、これはだねぇ…。えっと、…模型!!そう、学校で作った恐面男の模型なんだ!!けして怪しい座敷わらしじゃ…』


姉「はぁ?何あほな事言ってんの。ご飯だから早く来なさいよね」

バタン


『え』


座敷「だから言っただろ、部屋主のお前以外見えないって」


『え、じゃあマジで座敷わらしなの?』


座敷「そこからかよ」


『だってどう見ても恐面の不法侵入者にしか…』


座敷「頭かち割るぞ。」


「ぎゃぁぁぁごめんなさいぃぃぃ!!お願いだから頭押さえつけないでぇぇえ!!」


座敷「言っておくが、座敷わらしは神の部類に入るんだぞ。幸運をもたらすありがたい神様なんだ、お前も敬え、ちび」


『いや、今のとこ不幸しかもたらしてないんだけど。どっちかと言うと疫病神の部類だろ』


座敷「それはお前の心が汚いからだろ。」


『心が汚いとどんな関係があるんだよ!!てか、綺麗だから、筋●雲にも乗れるよ。余裕で』


座敷「お前は亀仙●の頭の上にでも乗っとけ」


『失礼だろ、亀●人に。お前はピッ●ロに飲み込まれてしまえ』


座敷「お前はサ●ンにボコられてろ」


『いや、私サタ●になら勝てる気がする』


座敷「無理だろ、あれでも一応世界チャンピョンだぞ。パンチ力139点だぞ、舐めんなハゲ」
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