私は・・・幸せになっていいの?
そしたら西島君のところに

一人の男がやって来た

そいつは日高弘毅

いつも西島君といる

「お~い隆弘聞いたかよ」

「なにがだよ」

「花龍が暴れたらしいぜ」

「らしいな」

「隆弘は一回だけ顔を見てるんだろ?」

「あぁー一回だけな」

今、なんて言いましたか?

私の顔を見たことあるといいましたか?

うそでしょ・・・

私は顔を見られないようにフードを

かぶっていたけど・・・

まぢでか・・・

「ねぇー宇野さんは花龍のこと知ってる?」

「え、私?」

「そう」

「うん、噂は聞いたことあるけど」

「やっぱ花龍ってすごいよね」

「なんで?」

「だってヒーローぢゃん」

私がヒーローとか笑えるww

「なんで?」

「だって隆弘を助けてくれたんだぜ!」

私が!?

「なんかやくざと喧嘩になったときに花龍が

助けてくれたらしい」

あ・・・思い出した

やばい・・・

あの時は顔を見られたはずだ

ばれるのも時間の問題かも

「宇野さぁー」

「なに?」

いきなり西島君から喋りかけてきた
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