私は・・・幸せになっていいの?
でも犯人はすぐわかった

クラスのある女の子が・・・

「私みました」

「な、何を?」

「伊藤さんが学校に朝早くここにきて

黒板にその写真を貼っていたのを」

え・・・

うそでしょ?

ま、まさかちあきが・・・

「な、なにいいてるのよ!勘違いじゃない?」

そしてちあきは

「私になんか恨みがあるからいってるわけ?

もしかしてあなたがしたんじゃないの」

「私はしていません。でたらめもいっていません

私は一度だけ宇野さんから助けてもらったことが

あったんです。そのときにすごく宇野さんのこと

が憧れになりました。

でも伊藤さんがこんなことするはずないって思っ

ていました。でも噂も本当なんですね・・・」

「噂って?」

わたしは聞いてみた

「いじめをさせてるのは伊藤さんっていうことです」

わたしは耳を疑った

たしかにそんな噂は流れていたが・・・

でもその女の子の目をみているかぎり

嘘を言っているにも見えない
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