私は・・・幸せになっていいの?
高校生活の一日目だ

友達できるといいな

って何言ってんだろう?

友達なんかいらないのに・・・

隆星だけが私の唯一の生きる

希望

友達なんかいらない

やばい・・・

また昔のこと思い出しちゃった

私はあの仲間と隆星だけでいい

そんなことを考えていると

先生から名前を呼ばれた

「宇野」

「はい、なんですか?」

「お前の隣のやつを呼んできてほしい」

「なんでですか?嫌です」

めんどくさいことはしたくない

「お願いだ」

「いやです」

このやりとりが十分もたち・・・

さすがに私も折れて

「わかりました」

っと言ってしまた

あのとき・・・

「わかりました」って

言わなければあなたたちに

出会うことはなかったんだね

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