君が笑えば。


「へっくしっ!」


「颯斗くんなんで上着着てないの!?まだそんな格好じゃ寒いよ…?」


「上着…」


上着をさっきまで着てた。

たぶん裏口のとこに置いてきたんだ…。


「倉橋ちょっととってくる」


「うん。」


俺は走って裏口へと向かった。

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