君が笑えば。


ドキッ


上着をおいた場所には結菜がいた。

まさかいるなんて思ってなかった。


結菜は俺の上着をもって広げた。
そしてそれを見つめて抱きしめた。

俺の心臓はドクドク動いていた。

みて…られなかった。

俺は走って体育館内に戻って行った。

あのまま見ていたら思わず抱きしめてしまいそうで、怖かった。

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