君が笑えば。


「お願いだよ!颯斗!一生のお願い!バイト来週日曜日入れて!」

「はぁ!?」

「お願い!お願い!」

「やだよ…普通にこの人に頼んで会わせてもらえばいいだろ!」

「やだ!」

「なんでだよ!」

「チャラ男だと思われるし、それに絶対そういうのじゃ会ってくれないと思う。」

「いや…この子に普通に話しかけてるところからしてチャラ男だから!」

「ぷっ…」

笑い声が聞こえた。


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