君が笑えば。

「…あっ―…」


痛い。

耐えられない。

なのに―…

移る風景は断片的で
一つに捉えられない。


「「颯斗っ!颯斗っ!」」


母ちゃんと郁哉が俺の名前を呼んでる。


だけど
そのまま俺は意識を失っていた。


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