執事の秘密


「……てか、この状態の悠里をどうしろと?」


完全に酔いつぶれてますよ……。


「真凛しゃまぁ~。なぁにをしてらっしゃるんれすかぁ?さっき、自分のお部屋にお戻りになられたじゃないれすか。あれ?てか、ここどこら?」


えぇええ!自分がどこにいるかもわかってない!


「ちょっと、お兄ちゃん。さすがにこの状態は……何してんの?」


兄は悠里の頬をつねったり、つついたりして遊んでいる。


「え?今のうちに触っとこうかと」


この変態め!!


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