執事の秘密
主人と使用人……。
確かにそうだ……主人と使用人という立場での恋愛は、小説のなかとかでは結構あるけど、現実ではそういうことは聞いたことがない。
でも……。
「俺にはそんなこと関係ないよ。確かに、主人と使用人の恋愛ってのは聞いたことないけど、それがなんだっていうんだ?俺たちだって人間だし、人の気持ちを縛る権利は誰にもないと思うけど?」
「龍一様がそうおっしゃっても、社会がそんなこと許しません。あなたはいづれ里田家を継ぐことになります」
悠里ちゃんの言葉を聞いていると、だんだんイライラしてくる俺。
「だからなんだよ……好きって気持ちに地位なんて関係あるかよ!!!!」