八一ト



「好きにしたら良いじゃん

俺の彼女でもねぇし」




「あっ!!!

ヒナちゃん!!!!」


いつの間にか
病室から飛び出していた

たった1時間前までは
せんじが私を抱きつこうと
すると助けてくれたのに


今になっては

もう他人のように冷たかった

私の前ではそんな顔見せたこと
なかったのに

何で……!?

私は恋次の彼女だよ!?

「うぅ…っ…ぅ」

「ヒナちゃん……」


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