八一ト





「チッ―――

そのキーホルダーは…

何故か手放せねんだ」

そう言って
恋次は私の手の中にあるクローバー
をとっていった





なんか嬉しかった

嬉しかったんだ…

何故か……


このクローバーは
大切にしてくれてる

それだけは分かって
嬉しさが絶えなかった


「帰ろっ―――恋次君!!」


私は急いで恋次の背中追いかけた








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