八一ト






「もしかして
それって……」

「ちょっと行って来る!!」

私は自分の教室を飛び出して
恋次の教室に向かっていた

「恋次君!!」

恋次は片隅の席に座って
顔を机に伏せていた

やっぱり…

「恋次君
ちょっと顔見せて」

返事が無いから
無理矢理私が額を手で確かめた

熱い…

すごく熱い…

恋次の荒い呼吸で
危機を感じた

「保健室に行こう」





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