八一ト







お父さんはいつも変わらない
笑顔を私にしていた

お父さんがそこに立っていた

謝らなくちゃ

素直になれなくてゴメンねって…

でもお父さんは
悲しい笑顔を見せた

笑ってるのに
悲しそうで



悲しそうで…


お父さんがふと口にした

声は出てないけど
口パクのようにただ動かしてるだけで

でもお父さんの言っていることは
理解できた








「ごめんね」








< 127 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop