八一ト




そして
恋次が保健室から出て行こうとする

「待って!!熱…」


「大丈夫…」

そう言って恋次は保健室から
出て行ってしまった

私は保健室のベッドに腰を
おとした

ちょっとは恋次と距離が近づけたかな

フフッ

あっ
どーしよ笑みがこぼれてしまった

このティッシュの箱
持って帰ってもいいかな…

…なんてダメだよね

まだまだ



がんばれる気がする

うんいける

ちょっとでもちょっとでも
恋次に近づいていこう





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