八一ト



ソワソワ
して見るせんじの目は
丸く目が大きく開いていた

「嘘やろ」

それに対し
恋次は鼻で笑い

自分の鞄を持ち上げた

「あいつ彼氏いんじゃねぇか
帰るぞ」


せんじはまさかと思い

なにも恋次に言えないまま

せんじも鞄を持ち上げたのだった




――――…うそやろ

そんなハズない


それを思うばかりだった



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