八一ト
ビックリして固まったままの私
それを見つめる恋次
「・・・でも・・・ほかの人と
抱き合ってて・・・」
「うんその訳を言いたかったんだ」
恋次はゆっくり話してくれた
そのワケは
1人の女の名前琴って子は
ヒナと別れてくれないと
ヒナを傷つけるってこと
で恋次はそんなことは嫌でずっと
あの行動を取ってたってこと
そのときに琴って子が
付き合って欲しいと抱かれたってこと
「ほんとにゴメン・・・
俺・・・やっぱりヒナと別れたくなかった
俺はやっぱりヒナだけで・・・
でもヒナに何かあったらって考えると
嫌になってあの行動をとるしかなかったんだ」
「うん・・・」
「でも・・・・・・さっきせんじに言われて
気づいた・・・
あれは弱い男がやることだって・・・
俺は堂々とヒナを守ってれば良かったんだ・・・」
「うん・・・」
「これから俺ヒナから離れない
だってヒナが大好きだから」
どうしよう・・・
涙が止まらない