八一ト
「写真見たでしょ?」
「えっ?」
一瞬時間が止まった気がした
「見たよね?写真・・・」
潤が私の方に近づいて来る
私も潤から離れようと
逃げてるけど壁にあたって
逃げるところがなくなってしまった
潤は壁に両手を付き
顔だけを近づいてくる
もうおしまいだ・・・・・・
私はギュッと目をつぶったが
何も起こらなかった
目を少しだけ開けてみると
目の前には潤がいなくて
離れていた
「何で勝手に見るかなぁ」