八一ト




「あ?何?知ってどーすんの?
アンタには関係ないじゃん

何を知った気してんだよ」


「これも言い訳になるかも
しれないけど聞いて・・・

私の夢に出てきたの・・・
潤と綺麗な女の人・・・

潤はその人の前だと笑ってた
でも突然いなくなると潤の
笑顔が消えたの」


「夢・・・・・・」


「そう・・・教えて・・・」


「プッ・・・
ハハハハッ

何言ってんだよ

夢なんてな架空の世界なんだよ
知んねぇーよそんなこと

だから何?じゃーね」


強く掴んだ手はすぐに振りほどかれ
トイレから消えた


「逃げないでよ・・・」


何か悲しんだよ・・・
私まで・・・潤を見てると

関係ない私まで悲しくなるんだ





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