八一ト
「そうこなくちゃね」
「あのね・・・潤のことなんだけど
潤は何かを背負ってる気がするの」
優奈に夢のことも全部話した
その間優奈は黙って真剣に
聞いてくれた
私がどう伝えたらいいか
分からない時も分かってくれた
「そっか・・・ささ姉ね・・・」
「うん・・・潤はいつも
同じ笑顔でその笑顔はどこか
見てて・・・・・・」
「うん」
「私まで寂しくなってきて・・・」
「ちょっと質問していい?」
「うん」
「アンタは恋次のことで
たくさんなはずなのにどーして
潤まで悩む必要があんの?」