八一ト
「さっきの言葉なしな…」
「えっ?」
無し…
さっきの言葉は無し?
私が言った言葉
恋次が近寄って私に笑みをかけてくれた
「付き合ってください…」
「………」
「女子が告ってどうすんだよ…
かっこわりぃじゃんか……」
コホンと咳払いをした
恋次は顔が真っ赤だった
「お願いしますっ!!」
私は勢いよく恋次に
頭を下げた
「おいおい…やめろよ…」
「私が恋次のお弁当
作るから…
毎日……作るから」