八一ト
私は二階に上がり
ベッドに転び
携帯を開ける

いつもこの時間に
メールしてくるのにな……

もしかして忘れてる?

のそのとき――――


ピロロロ

ピロロロ

ピロロロ

恋次からかな?

そこにはメールではなく
せんじからの電話だった

せんじから――――??

せんじからの電話は初めてだ

私はボタンを押し携帯を耳元にあてた


「どう……


「大変なんや!!

恋次………
恋次がぁぁぁぁ!!!」


明確には分からないけど
今せんじは混乱していて
息が上がっていた


「恋次がどうしたの!?」


「恋次が…

恋次が……





事故にあったんや!



              



              」

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