八一ト
学校に着き
上靴に履き替えた時
「おっはよーう」
「うわっ!!」
その声に驚き
後ろを振り向くと
そこにはせんじが立っていた
「おはよう」
私はあいさつを返しせんじと
教室まで行く事にした
「ヒナちゃん…
あんま無理すんなよ?」
「大丈夫っ
逆に燃えたよ」
ガッツポーズを笑顔でして
せんじに見せつける
「そうやったらエエねんけど…
なんかあったら俺にいつでも言うてな」
せんじはピースサインを出して
私に笑いかける
なんでこんなに優しいんだろう
ゆうなも
せんじも――――